「フィードバックシステム」ゲーミフィケーションとは何?
仕事がつまらないのに、ゲームが楽しい。
仕事がゲームだったらいいのに、と思ったことはありませんが?
その問題をもしかしたらゲーミフィケーションが解決してくれるかもしれません。
まず、手始めに「ゲーミフィケーション」についての説明ですが、
簡単にいえば、「ゲームの要素をゲーム以外の所で使う」
ことをいいます。
ゲーミフィケーションという言葉は、2010年頃から広く普及しました。
さて冒頭で、「仕事」はつまらなくて「ゲーム」が楽しいと言いましたがその違いはどこなのでしょうか?
答えは、4つあります。
①「ゴール」
②「ルール」
③「フィードバックシステム」
④「自発」
具体例として、仕事を「介護サービス」、ゲームを「音楽ゲーム」にして、
詳しく説明します。
①「ゴール」
介護だと、「地域密着サービス」と言いますが、
何をすれば、密着したことになるのか分かりません。
音楽ゲームの場合だと、終了時にゲージがクリアーラインに届いているとステージクリアーという分かりやすくなっています。
②「ルール」
介護だと、「食事」「排泄」「入浴」の三大介護の他に、様々な雑務があるのと、やり方が人それぞれなので、ルールが複雑で分かりづらいです。
音楽ゲームだと、レーンに落ちてくる音符が「判定ライン」に来たタイミングでタップし、タイミングが合えば合うほど高得点になります。その、「操作」と「タイミング」が合っていると「グループゲージ」が上がります。
「グループゲージ」がクリアーラインに届いていると「ステージクリア」となります。
まぁ、文字にするとややこしいのですが、それを「図や絵などで説明」しているので、初めての人でも、瞬時に分かります。
③「フィードバックシステム」
介護だと、仕事をやっても「当然」というのがお決まりの感じで、「すごいね」とか「ありがとう」とがのフィードバックがありません。音楽ゲームだと、判定ラインのタイミングで、「評価」が変わるのと、「コンボ数」が表示されるので、内的モチベーションが生まれやすく楽しいです。
④「自発」
介護だと、上司の支持にある程度「従わないといけない」のと、急な「頼み事」が多いので、自分からやりたいとは思えません。
音楽ゲームだと、「曲を選べる」ことや、「難易度設定」、「オプション」ができるので、飽きにくいしなにより嫌になりません。
という感じで、4つご紹介しました。
次回は、どのようにして、「日常」を「ゲーム化」するかについて書きたいと思います。